あたしの前に現れたのは…


異なる世界


貴方の瞳に、引き込まれそうで

少し怖く思ったんだ


「考え直せ、まだ 知らないだけだ
この世界は幸せに満ちている…」


「笑わせないで、それは全ての人間に共通することじゃない」


世界は不平等にできている
それこそが、真実なんだ


「何も知らないのに、知ったような口を利かないで」


「俺が、唯に教えてやる
唯の考え方は間違っている」


「教えてもらわなくていい」


「世界は唯が思っているほど、悪い場所じゃない」


だから、生きてくれ

そう呟いた彼方の顔は
何故だか、凄く苦しそうだった



どうしてそんな顔をするの
これは、あたしの問題なのに


辛そうで…悲しそうな…





その時のあたしは、いつもと違ったんだ…



そう、きっと




だから、



「な?」


「…」


頷いてしまったんだ

深山さんは小さく息を吐いてから


「よし。じゃあ、行くか!
俺が住んでる場所に」


途端に、深山さんの顔は笑顔になった

すごく、すごく、幸せそうな表情を見て

あたしには、出来ない顔だと思った







深山さんの、その笑顔は

あたしにはやっぱり、




とても、眩しかった

 

Bkm
/18 n




⇒作品艫激rュー
⇒モバスペ脾ook


top