『ツンデレくんには甘いハチミツを』
五章[【―雪山―】](1/225)
スキーと温泉に出掛けることにした四人。そこで、次は何が待ち受けているのであろうか。※襲い受
 雄介が東京に戻って来てから、数ヶ月。望と雄介は雄介が東京に居た時代と変わらずの生活をしていた。
 二人の仕事は相変わらず忙しいが、やはり、望が一人で居る時と違うのは、すれ違いの日々であっても、週一でも雄介と望が一緒に居れることだった。

 そんなある日。仕事帰りにたまには望のとこに泊まりに行きたいと言い出した和也は裕実と一緒に望の家に向かう。
 久しぶりに四人が集まり、キッチンに和也と雄介が立ち、お互いの恋人の為にご飯を作り、リビングにある四人用テーブルでご飯を食べ、お酒を口にしながら、話を始める。
「なぁ〜もうすぐ、冬が終わってまうし〜みんなで、スキーとか行かへんか?」

 そう雄介が提案すると、その雄介の提案に乗ってきたのは和也だ。
「いいね〜!たまにはさぁ〜息抜きしねぇとなぁ〜みんなで行くの賛成!」
「スキーって、ええよなぁ〜」
「おう!確かにいいよなぁ〜それと、後は露天風呂なんかあったら最高だなぁ〜」
「せやなぁ〜露天風呂で…」

 雄介と和也はきっと同じことを考えているのであろう。二人共デレデレとだらしのない顔をしていた。
 そんな二人の様子を見て、望は二人が何を考えているのかが容易に想像が出来、顔を赤くしながらも望は二人の頭をグーで叩く。
「ちょ、痛いやんけ〜」
「望…今のマジ痛って…!」
 そう口々に文句を言う二人。

「何で、殴るんだよ〜つーか、俺等が望に殴られる意味が判らないんですけど〜何か俺等言ったか?お前に殴られるようなことをさ〜」
 和也はまだ痛む頭を撫でながら望に言う。
 その和也の言葉に顔を更に赤くする望。
「な、なぁ〜望〜?俺等何か言ったか?ただ、俺等はスキーに行きたいって話をしてただけじゃねぇか〜露天風呂はいいよなぁ〜って…」



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