『ツンデレくんには甘いハチミツを』
六章[【ー波乱ー】](1/179)
いよいよ、颯斗が本格的に始動?!だが、そんな時にまだまだ和也に試練が…?!仲間を信じ、仲間と助け合えば、道は開かれるのか?!※手錠、目隠し
あれからしばらく入院することになった雄介。

だが、前に比べたら、入院生活も充実しているようだ。

回診といえば、恋人である、望が診察に来る。

検温の時間になれば、和也か裕実が来て、おしゃべりも出来るのだから楽しくない訳がない。



そんな中、夜の検温の時間。

雄介は夕食を食べ終え、ゆっくりと、テレビを見ていると、ノックの音が聞こえて来る。

「は〜い」

と、返事をし時間を見ると、この時間は検温の時間だということに気付く。

その検温の時間に雄介の病室に訪れたのは和也と裕実だった。

「なんや…お前等か…」
「お前等か…じゃねぇよ…ん?望とでも思ったか?望は検温には流石に来ませんよ…」
「うわっ!気持ち悪ぅ!お前に敬語使われると、めっちゃ気持ち悪いわぁ!」
「悪かったな…って、病院で敬語使うのは普通のことなんだから仕方ねぇだろ?ま、それはいいとして…ま、お前には熱はないだろうけど、一応業務って訳だから、検温頼むぜ」
「あ、ああ…おう…」

雄介は和也から体温計を受け取ると、それを脇へと挟む。

「えーと…まだまだ業務的なことをやらせていただきますがよろしいでしょうか?桜井さん?」

最近では和也のタメ口に慣れていたせいか、やはり、敬語口調に気持ち悪く感じる。

「う〜やっぱ、アカンわぁ…和也、お願いやから、敬語止めてくれへん?」

和也にお願いするように雄介は和也に向かい手を合わせる。

「構いませんよ…」
「とか言いつつ使ってるやんか〜!」
「あ〜もう!分かったから…病室の中でそんなでかい声出すなっつーの!それに、体温計ってる時は原則、大人しくしてなきゃならねぇんだからな。ま、いーや…で、今日はちゃんと、トイレに行ったのか?それも正直に答えるように!」

和也は雄介に向かい、念を押すように言う。

「…あ〜二回位かな〜?」
「それは誰に連れってもらったのかな?俺達は今日、一度もお前のこと連れってった覚えがねぇんだけど…?」
「他の看護師さんにやな…?」

そう視線を反らして言う雄介に、もう、和也からしてみたら、完全に嘘を吐いていることに気付いている。和也は腰に手を当て、


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