『男子校パラダイス』
4[【思出】](1/57)
龍と未来の昨日あったデートの話。
 司は寮に戻ると一応、寮官である涼の所へ向かう。

 一応、1日いなかったのだから、帰宅したと報告位はしておいた方がいいと思い。

 司は帰宅したことを涼に言うと涼はクスクスと笑っていた。

「大丈夫ですよ…速水先生から昨日のうちに報告を受けてますから…。しかし、君は律儀ですね…わざわざ報告に来るなんて…泊まりということは何かあったのでしょう?ま、今の君の顔にも書いてありますけどね…」

 未だクスクスと笑い続ける涼に対し、

「ちょ!な、なんやねん!三木谷さんまでそないなこと言うんかいなぁ〜三木谷さんは違う人だと思うとったのに〜」
「君は甘いですよ…人を信じすぎるのも問題あるのでは…」
「も〜ええわぁ〜三木谷さんとはもう話さへーん…」

 そうふざけて言うと司は自分の部屋を目指す。

 今日はまだ休みの日だけあり、寮内は賑やかだった。廊下に出て友達と話をしていたり、ゲームをしてる生徒がいたり、たまにチラホラと見掛けるのは愛し合っている二人を見たりして司は自分の部屋を目指す。

 部屋に入ると、早くも未来の姿があった。

「あ!司君おかえり〜!」
「あ、ああ…。今日は出掛けへんかったのか?」
「昨日、遊んだし〜龍は相変わらず今日は文化祭に向けての練習だしね〜」

 未来は溜め息を吐きながら言うのだ。

「司君はどうだったの〜?今日は泊まりだったんでしょ〜何か発展あったんでしょ〜?」

 そう未来は司の顔を覗き込むように聞く。

「あ〜!なんにもあらへん!」

 司はそう言うと、ベッドにうつ伏せになる。

「司君がそんな行動をするっていうことは何かあったって証拠だよね?司君の行動って、やっぱり〜バレバレ〜」

 未来はそう言うと、うつ伏せになっている司の背中に乗る。

「コラッー!重いんじゃ〜!」
「司君が言うまで退かな〜い」

 ふざけて未来は言っているのにも関わらず、司は本当に馬鹿正直者と言うのだろうか、

「言うから!勘弁!ホンマ、重い…俺が死んでまうわぁ〜…」
「本当に言う?」
「言う!言う!」

 司はギブアップという感じで言うのだ。

 未来が司の上からいなくなると、司は体を起こす。

 そして、未来とは顔を合わせずに顔を赤くし、頬を掻くと、

「あ〜だからやな…昨日はその…純ちゃんに抱かれた…」


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